シン・モバイル大後悔時代

PDAから折りたたみスマートフォンへ!

すべては工事業者の仰せのままに…


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9月23日、自宅で利用しているインターネットプロバイダが提供しているサービスの切り替えにも対応した大々的なキャンペーンを発表、受付を開始した。それが「半年間、月額基本料金が500円から」になるというもの。


さらにかかる工事費と同額のキャッシュバックがあるため、いったんは工事費の支払いは必要だが、あとから返還されるため実質工事費は無料ということになる。


現在の通信速度に不満はないが、工事費等を実質かけずに10Gbpsの世界を体験できるし、ちょうど契約更新期間と重なったため、さっそく申し込むことにした。


だが、それが大きなトラブルへとつながっていく。

 

10月29日追記!

結局、これほど日程を自分たちの都合で変えるプロバイダへの信用度は皆無となったため、契約は破棄させてもらった。以前の契約を引き続き利用することにしたが、最悪の場合は我が家のメイン携帯電話を変更することで別の回線事業者に変えることも念頭にいれている。


結論!インターネット開通日は業者がすべて握っている


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これからプロバイダの乗り換えや回線速度のアップグレードを考えている人に、一番最初に伝えたいことがある。


それは「工事に関するすべての決定権は契約者やプロバイダにはなく、すべては工事業者にある」ということだ。こう断言できる理由は、プロバイダといくら日程を調整しても、すべて「工事業者の都合」で変更させられてしまうからだ。そのため自身のスケジュールに合わせて、工事日程を調整することは意味がない。


何かしらの理由をつけて工事業者の都合のよい日程に変更させられてしまう。


だから自身の都合に合わせて、工事日を調整することは絶対避けてほしい。工事業者の都合に合わせて工事日を決めることで、日程調整による不快な思いや大きなトラブルに巻き込まれることなく、無事にインターネット開通までたどりつけるだろう。


このことを念頭において、契約や解約のタイミングを調整するようにしよう。


私が体験した契約トラブル

私が契約しているプロバイダとの間で起きたことの詳細を書いていく。


ここでは冒頭に記載した「工事に関するすべての決定権は、契約者にはなく工事業者にある」ということを証明していく。


回線速度のアップグレードがきっかけに

プロバイダを乗り換えたり、回線速度をアップグレードしたりを考えたとき、第一ステップになるのは現在契約しているプロバイダ窓口か家電量販店・携帯電話ショップ、またはオンラインショップ等の受付窓口での受付になるだろう。


そして契約を進めていき、いつ工事するのかという話になった時が最初の注意点になる。


プロバイダから「開通工事はいつ頃がいいか」と聞かれる。ここで具体的な日付を伝えると、その日程で工事業者と調整するという。例えばこの開通工事の日程が極端に短い場合(明日や3日後など)は、調整ができず日程変更を余儀なくされるのはわかる。だが2〜3週間後の日程を伝えたとしても、日程通りになることはない。


この日程は、一方的にプロバイダと契約者間で決めた「開通工事希望日」だからだ。プロバイダ担当は、いかにも契約者と決めた日程で工事ができるように話をするが、すべての決定権は工事業者にある。


ここでいくら自身の都合をプロバイダへ伝えたとしても、プロバイダがすべての工事日程を抑えているわけではないため、この話し合いにかけた時間は無駄に終わる。すべては工事業者が握っていると考えると合点がいく。


そのため、契約者の都合どおりに工事を進められないのだろう。さらに工事業者との伝達手段が不明な点も、問題視するべきだろう。今回のトラブルの要因は、ここにあると思われる。


伝達ミスによるスケジュール変更


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おそらく今回だけではない。他にも同じような人為的なミスを誤魔化している可能性は高い。


なぜなら、ここには契約者がいっさい関与できないからだ。


私の場合、すでに同プロバイダの1Gbpsサービスを利用している。戸建ての場合は別だが集合住宅の場合は、回線終端装置という契約している光回線を各部屋へ分配する装置が収められている。イメージとしては、巨大なテーブルタップにたくさんのコンセントが接続され各部屋へ分配される感じだ。


この回線終端装置には、すでに契約している1Gbpsの光ケーブルが刺さっているため、それを抜いて10Gbpsの光ケーブルへ差し替える必要がある。そのため問題なく工事を進めるために、次のようなスケジュールをプロバイダ担当と調整した。


<スケジュール>

10/17 プロバイダとの契約解除(1Gbps→10Gbpsでプロバイダが違うため必要な手続きとなる)

10/18 プロバイダの既存回線(1Gbpsケーブル抜線)撤去工事

10/19 10Gbpsの回線接続工事(開通工事)


この段取りを9/24に決めていたが、この内容がプロバイダから工事業者に伝わっていなかった。もしプロバイダと工事業者間で情報伝達がされていれば、段取り通り工事を進められて、10/19に開通工事に至っていただろう。だが10/2に、工事中断の連絡がプロバイダからはいった。


その理由をチャットサービスを利用して工事が中断している理由を聞くと、「回線終端装置のポートが全て埋まっているため工事ができない」というものだった。プロバイダと決めたスケジュールが伝わっていなかったのだろう。


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プロバイダから工事業者への情報伝達は、手紙か伝書鳩でも使ったのだろう。


回線終端装置の状況を確認した工事業者も、少し考えればわかるものではないだろうか。こうしてプロバイダと工事業者間の伝達ができていなかったため、日程変更せざるを得なくなってしまったのだ。


調整日程の再度変更

工事の段取りを改めて伝え、開通日に関する日程を再度調整してもらった。その後、プロバイダからSMSにて「10/19に開通工事ができる」という内容だった。


これで工事が日程通り進められると思っていた矢先、再び理解できない事態に見舞われる。それが「工事は25日以降に再調整」というものだった。


電話で発覚した日程再調整


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10/7、いろいろあった件がひと段落したため、以前からあった疑問の解決をしようとプロバイダのサポートセンターへ電話連絡をした。その時、こちらの疑問を解決する前に「再度日程調整が必要になった」という話をされたのだ。


それは10/25以降でなければ工事できないという内容だった。当初の予定で有給休暇も取得済みだったため、そうたやすく日程調整をされると非常に困る。そのため土日での工事をすることになったが、工事費に+3,000円がかかる。


日程調整はできない、自分たちの収益になるような工事日を選ばせているとしか思えない段取りの悪さ。それでいて契約事務手数料だけは搾取する。本当にふざけたプロバイダとしか言いようがない。


解決策はこれだ!

スケジュール調整もできないし、工事内容も把握していない。こんなプロバイダでも回線契約をしなければ、インターネットを利用することができない。


そのため、次のような解決策を提案する。


それはスケジュールについては、すべてプロバイダ側に提案させるというものだ。こちらから日程を提示しても、それ通りに調整する能力は持ち合わせていないだろう。それは今回、数回に渡って調整しても結果的に工事業者の言いなりになった点で想像できるだろう。


それならプロバイダ側から提示させるしかない。それか工事業者から、日程を提示させるべきだろう。ただ、それでも調整できない可能性が高い。


それはあくまでもプロバイダが管理しているスケジュール上に空きがあるだけで、すべてを司る工事業者のスケジュールとは一致していないのだろう。


なので、工事業者がいつなら工事に来れるのかをプロバイダ経由で確認させるようにしよう。その日程で調整すれば、建物自体で工事ができない理由がない限り、日程変更が発生することはないだろう。また可能であれば、建物のオーナーまたは管理会社に連絡をして、回線終端装置が収納されているエリアへの立ち入りに制限があるかを確認しておこう。


そして工事業者が日程を変更すると伝えてきても、理由を確認して建物を理由にさせることを避けられるだろう。契約者は実際に建物内の回線終端装置を見てはいない。だからこそ、嘘をつかせないためにも理由は事実は確認するようにしておこう。


これから光回線の工事を考えている方へ


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これから光回線との契約を考えている方は、まず日程通りには進められないことを覚悟しておこう。そしてプロバイダが言っていることについては、すべて確認することだ。


原則!

工事を妨げるような事象を想定し、すべてを確認しておくこと


そして、電話でやり取りする場合は必ず録音するようにして、チャットの場合はスクリーンショットやコピーして証跡を残すこと。そして建物のオーナーまたは管理会社に、光回線の工事をするが回線終端装置が収納されているスペースに入室できる時間帯や、必要な手続きの有無を確認しておこう。


これは、工事業者が工事日程を延長させる理由にさせないためだ。自身でできる限りの確認事項は、少し時間を作ってでも行っておこう。


知らないと建物のオーナーや管理会社との調整ができず、工事日程が延期となるといった連絡があるからだ。


言った言わないの事態を避けるためにも、録音しておく。これである程度、安心して契約を進められるだろう。

 

ただ、今回の件はまだ解決していない。なぜなら開通工事していないからだ。今は無能なプロバイダ担当のせいで、携帯電話会社の割引まで未適用になりかねない状態だ。一応、先日日程通り10/29に開通工事をすると連絡があったが、確約できないため工事が中断するような要素がないか、再確認させている状態だ。ぎりぎりになって「工事業者が…」と言ってくる可能性が高い。

 

だから余計、慎重にならざるをえない。

 

特にプロバイダとの契約は、すべて疑ってかかるべきだろう。