シン・モバイル大後悔時代

PDAから折りたたみスマートフォンへ!

すべては工事業者の仰せのままに…


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9月23日、自宅で利用しているインターネットプロバイダが提供しているサービスの切り替えにも対応した大々的なキャンペーンを発表、受付を開始した。それが「半年間、月額基本料金が500円から」になるというもの。


さらにかかる工事費と同額のキャッシュバックがあるため、いったんは工事費の支払いは必要だが、あとから返還されるため実質工事費は無料ということになる。


現在の通信速度に不満はないが、工事費等を実質かけずに10Gbpsの世界を体験できるし、ちょうど契約更新期間と重なったため、さっそく申し込むことにした。


だが、それが大きなトラブルへとつながっていく。

 

10月29日追記!

結局、これほど日程を自分たちの都合で変えるプロバイダへの信用度は皆無となったため、契約は破棄させてもらった。以前の契約を引き続き利用することにしたが、最悪の場合は我が家のメイン携帯電話を変更することで別の回線事業者に変えることも念頭にいれている。


結論!インターネット開通日は業者がすべて握っている


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これからプロバイダの乗り換えや回線速度のアップグレードを考えている人に、一番最初に伝えたいことがある。


それは「工事に関するすべての決定権は契約者やプロバイダにはなく、すべては工事業者にある」ということだ。こう断言できる理由は、プロバイダといくら日程を調整しても、すべて「工事業者の都合」で変更させられてしまうからだ。そのため自身のスケジュールに合わせて、工事日程を調整することは意味がない。


何かしらの理由をつけて工事業者の都合のよい日程に変更させられてしまう。


だから自身の都合に合わせて、工事日を調整することは絶対避けてほしい。工事業者の都合に合わせて工事日を決めることで、日程調整による不快な思いや大きなトラブルに巻き込まれることなく、無事にインターネット開通までたどりつけるだろう。


このことを念頭において、契約や解約のタイミングを調整するようにしよう。


私が体験した契約トラブル

私が契約しているプロバイダとの間で起きたことの詳細を書いていく。


ここでは冒頭に記載した「工事に関するすべての決定権は、契約者にはなく工事業者にある」ということを証明していく。


回線速度のアップグレードがきっかけに

プロバイダを乗り換えたり、回線速度をアップグレードしたりを考えたとき、第一ステップになるのは現在契約しているプロバイダ窓口か家電量販店・携帯電話ショップ、またはオンラインショップ等の受付窓口での受付になるだろう。


そして契約を進めていき、いつ工事するのかという話になった時が最初の注意点になる。


プロバイダから「開通工事はいつ頃がいいか」と聞かれる。ここで具体的な日付を伝えると、その日程で工事業者と調整するという。例えばこの開通工事の日程が極端に短い場合(明日や3日後など)は、調整ができず日程変更を余儀なくされるのはわかる。だが2〜3週間後の日程を伝えたとしても、日程通りになることはない。


この日程は、一方的にプロバイダと契約者間で決めた「開通工事希望日」だからだ。プロバイダ担当は、いかにも契約者と決めた日程で工事ができるように話をするが、すべての決定権は工事業者にある。


ここでいくら自身の都合をプロバイダへ伝えたとしても、プロバイダがすべての工事日程を抑えているわけではないため、この話し合いにかけた時間は無駄に終わる。すべては工事業者が握っていると考えると合点がいく。


そのため、契約者の都合どおりに工事を進められないのだろう。さらに工事業者との伝達手段が不明な点も、問題視するべきだろう。今回のトラブルの要因は、ここにあると思われる。


伝達ミスによるスケジュール変更


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おそらく今回だけではない。他にも同じような人為的なミスを誤魔化している可能性は高い。


なぜなら、ここには契約者がいっさい関与できないからだ。


私の場合、すでに同プロバイダの1Gbpsサービスを利用している。戸建ての場合は別だが集合住宅の場合は、回線終端装置という契約している光回線を各部屋へ分配する装置が収められている。イメージとしては、巨大なテーブルタップにたくさんのコンセントが接続され各部屋へ分配される感じだ。


この回線終端装置には、すでに契約している1Gbpsの光ケーブルが刺さっているため、それを抜いて10Gbpsの光ケーブルへ差し替える必要がある。そのため問題なく工事を進めるために、次のようなスケジュールをプロバイダ担当と調整した。


<スケジュール>

10/17 プロバイダとの契約解除(1Gbps→10Gbpsでプロバイダが違うため必要な手続きとなる)

10/18 プロバイダの既存回線(1Gbpsケーブル抜線)撤去工事

10/19 10Gbpsの回線接続工事(開通工事)


この段取りを9/24に決めていたが、この内容がプロバイダから工事業者に伝わっていなかった。もしプロバイダと工事業者間で情報伝達がされていれば、段取り通り工事を進められて、10/19に開通工事に至っていただろう。だが10/2に、工事中断の連絡がプロバイダからはいった。


その理由をチャットサービスを利用して工事が中断している理由を聞くと、「回線終端装置のポートが全て埋まっているため工事ができない」というものだった。プロバイダと決めたスケジュールが伝わっていなかったのだろう。


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プロバイダから工事業者への情報伝達は、手紙か伝書鳩でも使ったのだろう。


回線終端装置の状況を確認した工事業者も、少し考えればわかるものではないだろうか。こうしてプロバイダと工事業者間の伝達ができていなかったため、日程変更せざるを得なくなってしまったのだ。


調整日程の再度変更

工事の段取りを改めて伝え、開通日に関する日程を再度調整してもらった。その後、プロバイダからSMSにて「10/19に開通工事ができる」という内容だった。


これで工事が日程通り進められると思っていた矢先、再び理解できない事態に見舞われる。それが「工事は25日以降に再調整」というものだった。


電話で発覚した日程再調整


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10/7、いろいろあった件がひと段落したため、以前からあった疑問の解決をしようとプロバイダのサポートセンターへ電話連絡をした。その時、こちらの疑問を解決する前に「再度日程調整が必要になった」という話をされたのだ。


それは10/25以降でなければ工事できないという内容だった。当初の予定で有給休暇も取得済みだったため、そうたやすく日程調整をされると非常に困る。そのため土日での工事をすることになったが、工事費に+3,000円がかかる。


日程調整はできない、自分たちの収益になるような工事日を選ばせているとしか思えない段取りの悪さ。それでいて契約事務手数料だけは搾取する。本当にふざけたプロバイダとしか言いようがない。


解決策はこれだ!

スケジュール調整もできないし、工事内容も把握していない。こんなプロバイダでも回線契約をしなければ、インターネットを利用することができない。


そのため、次のような解決策を提案する。


それはスケジュールについては、すべてプロバイダ側に提案させるというものだ。こちらから日程を提示しても、それ通りに調整する能力は持ち合わせていないだろう。それは今回、数回に渡って調整しても結果的に工事業者の言いなりになった点で想像できるだろう。


それならプロバイダ側から提示させるしかない。それか工事業者から、日程を提示させるべきだろう。ただ、それでも調整できない可能性が高い。


それはあくまでもプロバイダが管理しているスケジュール上に空きがあるだけで、すべてを司る工事業者のスケジュールとは一致していないのだろう。


なので、工事業者がいつなら工事に来れるのかをプロバイダ経由で確認させるようにしよう。その日程で調整すれば、建物自体で工事ができない理由がない限り、日程変更が発生することはないだろう。また可能であれば、建物のオーナーまたは管理会社に連絡をして、回線終端装置が収納されているエリアへの立ち入りに制限があるかを確認しておこう。


そして工事業者が日程を変更すると伝えてきても、理由を確認して建物を理由にさせることを避けられるだろう。契約者は実際に建物内の回線終端装置を見てはいない。だからこそ、嘘をつかせないためにも理由は事実は確認するようにしておこう。


これから光回線の工事を考えている方へ


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これから光回線との契約を考えている方は、まず日程通りには進められないことを覚悟しておこう。そしてプロバイダが言っていることについては、すべて確認することだ。


原則!

工事を妨げるような事象を想定し、すべてを確認しておくこと


そして、電話でやり取りする場合は必ず録音するようにして、チャットの場合はスクリーンショットやコピーして証跡を残すこと。そして建物のオーナーまたは管理会社に、光回線の工事をするが回線終端装置が収納されているスペースに入室できる時間帯や、必要な手続きの有無を確認しておこう。


これは、工事業者が工事日程を延長させる理由にさせないためだ。自身でできる限りの確認事項は、少し時間を作ってでも行っておこう。


知らないと建物のオーナーや管理会社との調整ができず、工事日程が延期となるといった連絡があるからだ。


言った言わないの事態を避けるためにも、録音しておく。これである程度、安心して契約を進められるだろう。

 

ただ、今回の件はまだ解決していない。なぜなら開通工事していないからだ。今は無能なプロバイダ担当のせいで、携帯電話会社の割引まで未適用になりかねない状態だ。一応、先日日程通り10/29に開通工事をすると連絡があったが、確約できないため工事が中断するような要素がないか、再確認させている状態だ。ぎりぎりになって「工事業者が…」と言ってくる可能性が高い。

 

だから余計、慎重にならざるをえない。

 

特にプロバイダとの契約は、すべて疑ってかかるべきだろう。

Google初「Pixel Fold」を使ってみて…

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Google Store(https://store.google.com/jp/product/pixel_fold?hl=ja)

 

iPhone歴10年を超えるガジェットオタクが、人生初の折りたたみスマートフォンを手にした理由と、使ってみて気がついたメリットとデメリットを紹介したい。

 

さらにiPhoneユーザが期待している「折りたたみiPhone」の登場についても、独断と偏見から考察してみた。

 

iPhone3GSからのiPhoneマニア

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まず、ざうるす@管理人の自己紹介だが、スマートフォンの登場する前からPocket PCやSONYCLIE、シャープのZAURUSなどのPDAを経由して、BlackBerryなどのスマートフォンを使ってきたガジェットマニアである。

 

iPhoneの土沼にハマったのは、当初「画面を指で触るなんて嫌だ」という思いからで、「iPhoneは使いにくい」と、ダメ出しをしてやろうと考えて購入したiPhone3GSからだ。

 

ダメ出しするどころか、使い勝手の良さに取り込まれてしまい、iPhone3GSからiPhone14 Pro Maxまで使い込むほどにハマることになる。

 

ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのことだ。

 

しかしここまで入れ込んできた私が、iPhoneの流れを断ち切り、Androidの分野に手を出したのは、iPhone14発表のイベントを見たときだ。

 

ドヤ顔で衝突検知機能や機能限定の衛生通信、そして画素数が12MPから48MPヘアップデートされたメインカメラが紹介された。

 

だが正直「使ってみたい機能」や「心おどる機能」はなく、意欲的な開発はもう終わりを迎えたと思ってしまった。

 

今後は、CPUや全体のパフォーマンス、カメラ画素数のアップデートに専念し、挑戦的な機能を搭載することなく、微少なアップデートを繰り返すだけと思って間違いない。

 

これは、終焉間近の携帯電話(ガラケー時代)を見れば明らかである。画素数競争に軸が移ってから、一気に売れなくなったといっても過言ではないだろう。

 

そんな時に目に入ってきたのが、注目されはじめた折りたたみスマートフォンだ。進化の頭打ちをしたiPhoneより面白そうに思えたし、周りに持っている人もいないため、使用感など聞ことさえできない。

 

そんな思いから、そっぽを向いていた好奇心が次のターゲットにロックオンしたのが、Google初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」だ。

 

どちらを購入するべきか…

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折りたたみスマートフォンの購入を検討し始めた7月初旬、これから登場する2つのモデルで、どちらにするべきかしばらく悩んでいた。このとき候補に上がったのが、Pixel FoldとGalaxy Fold Z5だ。

 

発売がきまっていたのはPixel Foldだったが、リーク情報によるとGalaxyの新しい折りたたみスマートフォンが発売されるという情報を知っていたので、どちらにしようか悩んだ。

 

Pixel自体、普通に利用する分には問題ないのだろう。ただ、どうしてもバッテリー稼働時間が少なく感じる。また、CPUの処理性能もあまりよくないのか、ゲームにはあまり向かない。健康のために始めたDQウォークでも、戦闘シーンではカクついたりすることがある。

 

さらにGalaxyは折りたたみスマートフォンの発売から、5年が経過していることから、完成度も年々向上しているはずだ。

 

それに対して、初リリースとなるGoogleのPixel Foldは分が悪い。

 

これらのことを踏まえると、自然とGalaxyを選択すると思うかもしれないが私は違った。

 

セキュリティ重視で選択した結果

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なぜ、Galaxyではなく、Pixel Foldを選んだのか。

 

理由はOSアップデートが確実に約束されているからだ。すでにPixel7 Proを使っていたため、実績はわかっている。

 

Googleは、OSアップデートのスケジュールを公開してため、少なくともその期間は、セキュアな状態で利用する事ができるだろう。

 

セキュリティアップデートを提供しないことで、どのような結果が待ち受けるかは想像ができない。特に昨今では、AIの性能向上のためかサイバー攻撃も多種多様になり、今まで以上に複雑で巧妙になっている。

 

インターネットに接続しているスマートフォンで、個人情報や仕事などの機密情報、クレジットカードや銀行口座などの大事な資産を、ひとまとめに管理されている人は多いだろう。特にキャッシュレス決済からは、切っても切れない存在となったといえる。

 

そんなスマートフォンのセキュリティを考えないのは、鍵をかけずにオープンにしている金庫や家と同じだ。被害にあってからでは、取り返しがつかない。被害にあわないための自衛の一歩が、OSやアプリのアップデートである。

 

アプリは、アプリだけアップデートすることで、脆弱性を修正することができるが、OSはシステム全体に影響を与えるため、簡単にアップデートできない。

 

特に「ハードウェア機能が失われるという理由から、OSのアップデートを実施しない」というハードウェアベンダーが多い。クレジットカードなどのカード類に、なぜICチップが搭載されたのかを考えればわかることだろう。

 

セキュリティ強化のためである。

 

脆弱性が放置されているのに、ユーザがサイバー攻撃を受けずに利用できているのは、たまたま運が良かっただけ。この先、被害にあうことを回避することはできるかもしれないが、できないかもしれないのだ。

 

現在、増えつつあるランサムウェア被害は、アップデートの未実施が原因であると、ある大手OSベンダーが報告している。

 

そんな危険に対処できるのが、Googleの開発・発売するPixelシリーズだ。発売から5年間はOSのアップデートスケジュールが発表され、セキュリティに守られた状態で使い続けることができる。

 

私も過去、auから発売されていたAndroid OS1.6を搭載したIS01Sを利用していたが、購入後、一度もアップデートすることなく販売を終了するという、あり得ないことを経験させられた。

 

それもあって、Androidより高いセキュリティを提供するAppleへ流れていった。

 

Androidスマートフォンのデメリットだったセキュリティの低さを、払拭してくれたのがPixelの存在だ。これなら価格高騰のiPhoneから離脱できると、Androidにもう一度だけ掛けてみることにした。

 

Appleと同等のセキュリティを担保できるデバイスに、進化したPixelを選んだ最大の理由である。

 

メリットとデメリット

これまで折りたたみスマートフォンを触ったことがないわけじゃなかった。家電量販店の店頭においてあるデモ機を触り、だいたいの感覚はつかんでいたと思う。

 

ただ実際に所有することで、デモ機にインストールされていない普段利用しているアプリケーションや、タッチ決済の使い勝手など、所有しないとわからないことがたくさんあった。

 

折りたたみスマートフォンが発売された当初は、「そんなに大きな画面は必要ない」と思っていたが、否定・肯定するなら、使ったことがないやつが何を言っても説得力はない。

 

「買ってから文句や良点をいうこと」

 

これは昔、iPhone3GSを購入したときと同じ考え方だ。その思いと機種変更時期のタイミングが合致したので、Pixel Foldの購入に至ったわけだ。

 

約3週間使ってみた。

 

ファーストインプレッションは「これまでにない体験」だったが、使いこんでいくうちに「使いにくい点(デメリット)」と「使いやすい点(メリット)」が見えはじめてきた。

 

まずはデメリットだ。

 

デメリット

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・液晶(内部)は指紋がつきやすく、些細なことで傷や凹みがつく

サードパーティー製の液晶保護シートを使うと保証対象外になる場合がある Googleからの警告付き

・ケースの種類が少ない

・バッテリーの消耗が激しい ※フル充電の状態で23時間と表示される

・厚みや重量が気になる

・故障が心配(修理費はかなり高額)

 

他にも折り目が気になったり、指紋センサーの認識がよくなかったりする。マクロ撮影機能できない点やベゼルが厚いなど、他社製の折りたたみスマートフォン現行モデルと比べても、中途半端な作りになっている感じが否めない。

 

液晶の指紋について

先述したとおり保護フィルムに関しては、すでに貼り付けられているため、それを剥がしたりサードパーティー製品を貼り付けることは保証対応外となる。

 

ネットでも液晶ディスプレイの強度について、いろいろいわれているが、どうしても割れやすいのは機構上、仕方がないだろう。

 

だが、それを許容しなければ、折りたたみスマートフォンとは付き合っていけない。

 

さらにはじめから貼られている保護シートは、やたら指紋がつく。指紋を拭き取りたいが力を入れると、液晶が割れてしまうのではという恐ろしさに、見て見ぬふりをするしかない。どうしても気になるときは、優しく何回も往復して、ゆっくりと消していくしかなさそうだ。

 

なお、液晶の修理代は数十万円と聞いている。

 

そうならないように保護シートを貼りたいのに、それもできないとなればストレスでしかない。

 

私も開閉する際には細心の注意を払っているが、いつ壊れるかという恐怖と戦いながら使用を続けている。

 

対策となるかわからないが、USB-CとUSB-Aの変換アダプターにUSBレシーバをーを挿し、マウスと物理キーボードで操作し、できるだけ直接触る時間を減らすようにしている。

 

Androidは標準でマウスが使えるので、パソコンのような操作ができる点はメリットといえる。

 

厚みと重さを許容できるか

タブレットスマートフォンを別々に持ち歩いているとしたら、一つにまとめられるメリットはあるが重量は覚悟しなくてはならない。

 

Pixel Foldの重量は、Googleの公称値で283gとなっている。

 

これまで所有したスマートフォンの中で、最も重かったモデルがuniheartzのTitanだ。これは本体が303gと、スマートフォンとは思えない重量感だ。

 

どんなスマートフォンだったかの説明は割愛するが、未だにアマゾン等で購入することができるので、何?と気になった人は閲覧してみると良いだろう。

 

私は他にもiPhone14 Pro Maxなど、シリーズで最も重いモデルを使用した経験からあまり気にならないが、普段から重量級のスマートフォンを使っていない人からすると、重すぎるとなるだろう。

 

そろそろメリットにも触れておきたい。

 

メリット

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・画面の大きさ

 →動画や写真など、大きい画面で閲覧したいときに便利

 →画面2分割が見やすい(別々のアプリを起動する時など便利)

 →仕事で使うアプリが使いやすい

 →マップが見やすい

 →大きな画面のデバイススマホサイズで持ち歩ける

・マウス、キーボードが使いやすい

 →パソコンと同じようなマウスカーソルが表示されるため、操作しやすい。

・ブラウザからiCloud操作が可能

 →全てではないが一部作業が可能

 

真っ先にメリットとしてあげられるのは、タブレットスマートフォンを1台で持ち歩けるイメージだろう。タブレット並みの大きなディスプレイを、スマートフォンサイズで持ち運べるのがいい。

 

あと、iPhoneの資産もWEB経由で操作できたり、画面の大きさを活かした使い方(ブラウザをPCモードで起動することで、スマートフォンとは違うサービスを利用できる)ができたりする点もメリットといえる。

 

これらにメリットを見いだせない人は、残念ながら折りたたみスマートフォンとは縁がなかったと諦めよう。

 

折りたたみスマートフォンがささる人は買いだ!

当たり前のことを結論として書いてしまうが、まずスマートフォンタブレットの2台持ちに不満がある人は、折りたたみスマートフォンの購入を考えても良いと思う。

 

ただ、スマートフォンタブレットの2台持ちに違和感がないのなら、必要以上のコストをかける必要はない。

 

また、常に開閉時にディスプレイ破損の心配がついて回る。さらに液晶についた指紋を拭きとるにも、注意を払わなくてはならない。

 

何をするにしろ、ストレスを受けることになる。

 

ストレスを感じてまで使いたくないという人は、精神衛生上、購入することはオススメできない。もしあなたが過去に、スマートフォンを雑に扱い、壊した経験があるのであれば同じ使い方ができないことを覚悟しておこう。

 

修理代だけでもiPhone14/14 Plusを購入できるほどの出費を、覚悟する必要があるからだ。

 

このストレスは、折りたたみスマートフォンの新鮮な体験はできるが、破損したときのリスクや心身へのダメージは大きい。これらの覚悟ができたのであれば、購入を考えてもいいかもしれない。

 

Appleが折りたたみiPhoneを出す可能性!?

ここで少し別の話をしよう。

 

数年前、Galaxy Foldシリーズが発売された頃から、必ずリーク情報に含まれているのが折りたたみiPhoneだ。

 

ただ毎年、リーク情報やコンセプトデザインなどが多くのリーカーから伝えられているが、一向にAppleから正式な発表されていない。それは現行の折りたたみスマートフォンでは、Appleが認める十分な品質を保てないからだ。

 

Appleが「これなら発売できる」と、自信をもってAppleユーザへ報告できるレベルの品質を実現するには、何年かかるか予測することすらできないだろう。事実上、Appleから折りたたみiPhoneリリースはないといえる。

 

また、2023年6月に開催されたWWDCで、開発中であると発表されたVison ProというVRゴーグルは、折りたたみiPhoneを出さないことを意味しているのではないだろうか。

 

破損する脅威を感じながら使う折りたたみiPhoneと、バーチャル空間で数倍大きな画面で扱える、iPhoneiPadMacBookWindowsですら利用することができるかもしれない。

 

そう考えると少し残念ではあるが、折りたたみiPhoneの登場はないと断言せざるを得ない。

 

ただ、これから数年の間に技術革新が起こり、折りたたみディスプレイの強度が通常のスマートフォンと同等または超過し、製造コストや販売価格が下がったとしたら、Appleが動き出す可能性はある。

 

折りたたみスマートフォンも登場してから、それほど時間が経っていない。まだまだ伸びしろがある以上、期待していてもいいかもしれない。

 

まとめ!折りたたみに期待したい!!

以上が、Pixel Foldを使った私の考察だ。

 

どう感じるかは読者次第だが、国内で発売されていない折りたたみスマートフォンもあるため、今後も多種多様な折りたたみスマートフォンが登場するだろう。

 

国内では谷折りタイプが主流だが、海外では山折りタイプや引き伸ばしタイプも存在している。今後も、現在発売されている形状と違う折りたたみスマートフォンが登場することに期待したい。

 

私のファーストインプレッションは「買ってよかった」といえる評価だ。ただし、もっとディスプレイ強度の向上や、デバイスの安定性などクリアすべき課題は山ほどある。

 

正しくは「条件付き良」判断であること。

 

このまま使用し続けて2年が経過したとき、次に機種変更するときに折りたたみスマートフォンの品質向上が、今以上に良くなれば継続して同モデルを購入するだろう。

 

これからの折りたたみスマートフォンに期待したいと思う。

キャッシュバックを売るな!サービスで惹き付けろ!

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自宅のSoftBank光1Gを10Gに変えるメリットやデメリット、工事までの流れやインターネットができない期間、その期間の代替方法はあるのかないのか、事務手数料や工事費などの詳細を教えてもらおうと、近所の某家電量販店に足を運び店員にいろいろ話を聞いてみた。


これらの疑問や不安が払拭されれば、契約したかもしれない。だが、ある理由から、即契約は見送ることにした。


その理由は、大半の人とは違うのかもしれない。

 

だが私は、それが理由では動かない変わった人間ということなのだろう。


キャッシュバックを売るな!サービスで惹き付けろ

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キャッシュバックや家電商品〇〇万円分割引など、とても魅力的なキャッチコピーだが、冷静に考えてほしい。この先、何年使うかわからない固定回線のサービスだからこそ、サービスの詳細やどんなオプションがあるのか、メリット・デメリットや注意しなくてはならない部分の有無、初月や毎月の金額、聞きたいことは山ほどある。


これらの疑問や不安を解消する前に、店員が次のような話を始めると「はぁ?」という気持ちにならないだろうか。


店員に話を聞こうとすると「〇〇万円キャッシュバックや家電の割引キャンペーン」があるとか、「12ヶ月分の〇〇は割引になる」など、得する情報ばかりに注目した話がはじまる。


契約する話まで進んだあと、最後の最後にお金の話になるならいいが、開口一番「キャッシュバック」は違うと思う。


勝負するならサービスの品質で挑め

このことを理解しているのかしていないのか、終始キャッシュバックの話で終わる店員が多い。そんなときは「もういい」と、話を切り上げて立ち去るようにしている。


さらにこういう店員のことは信用しない。次になにかの理由で、その店舗に行くことになっても、たとえ店員がいなかったとしても、その店では二度とその話はしない。


私が聞きたい情報は、「〇〇光はこんなオプションがあって、オンラインゲームに特化している人気のサービスがあります」とか、「こういうオプションがあります」など、他の人がどのような使い方をしているかという情報のほうが、知りたいこととして優先順位は高い。


店員ははじめに「何に重点をおいて切り替えを考えているのか」を聞くべきではないだろうか。平均の月額料金を安くしたいのか、通信速度に満足できていないから切り替えるのなら、今の契約でもこんな方法もあるなど、また切り替えたときに新しいルーター購入の要否、パフォーマンスを発揮する有線ケーブルの種別など、何が理由で切り替えを考えているのかを聞き出すことに注力するべきだ。


それらの情報提供が先にあったうえで、契約時に「キャッシュバックで◯◯万円割引可能」という話になるなら、受け入れやすくなるだろう。話の順番が悪いため、店員への不信感しかなくなり契約したいという気にならないのだろう。


スマートフォンや固定回線の契約ではないが、過去にこのようなこともあった。

 

過去の経緯

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私が社会人なりたての頃、生命保険に入ろうとしたときだ。紹介された担当者は、保険の商品内容はほとんど説明せず、終始お金の話しかなかった。

「3年毎に数万円が還付され、15年の満了を迎える形になる」とか、「15年毎に大きなボーナスが入るプランもある」などだ。


私が知りたかった保険の情報は、保証される病気や事故の区別、これらが原因の後遺症や通院費の補填など、さまざまな条件があると思う。これらの説明もなく、いきなり還付金の話から始まるともう聞く気が失せてしまい、嘘も方便で適当な言い訳をつけて帰ってしまい、その担当者とは連絡を取らなくなる。


十人十色なので話を聞いた全員が、私と同じように商品の内容だけを聞きたいという人ではないだろう。かかる費用や何年でいくらバックがあるのか、そこで契約を考える人がいることは否定しない。


ただ、その方法が全員に通用すると思うのは間違いである。


目的をしっかり持って話をきこう

スマートフォン光回線の契約も、キャッシュバックだけを望んで契約する人もいる。


今回は契約をせずに帰宅したのだが、今日寄った店舗の担当店員は、非常に豊富な知識の持ち主であった。ただ今すぐ契約させようとすることが、最もお得でと説明した時点で契約する気にならなかった。


それは前述したキャッシュバックの話と、さまざまなお得情報はあったが、それらを吟味して判断する「考える時間」をくれなかったからだ。


だから申し訳ないが、別の店舗で話を聞くことにする。


「契約するときは、サービス内容を取るのかキャッシュバックを取るのか」


この目的を満たす形で店員から話を聞き、自分が求めた回答と一致している場合は契約、あっていない場合は契約しないと判断すればいい。

 

断るときの理由は?

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断る際は理由を話すことはない。


伝えるとしたら「契約したくなくなった」だけでいいし、「いろいろ調べてくれてありがとうだけ」伝えて離席すれば十分だ。


言い方を変えれば、先に礼儀を尽くさなかったのは店員であり、こちらの思いを引き出せず、必要のない情報ばかりを矢継ぎ早で伝え、考える時間を与えずに契約させようとした時点で、人をバカにしているといえないだろうか。


そんな非礼を取る相手に、こちらが礼儀を尽くす必要もないだろう。なので何も言わずに、席を立っても構わないと思う。


ただ、キャッシュバックの内容と今後の家電購入予定などの利害関係が一致した場合は、その話に乗ってもいいだろう。さらに私の意見を参考にしていただけるのであれば、次の部分をクリアしているのであれば考えてもいいのかもしれない。


チェックのポイント

  • しっかり考える時間を与えてくれること
  • デメリットとメリットの説明ができること
  • 初期費用、ランニングコスト、必要な出費、工事期間などの費用に関する必要な情報
  • 契約を急かさない店員


これらの条件を満たせば、契約してもいいだろう。


その後、本当に「今回の契約は必要なのか」を自問自答して、その答えを持って行動しよう。


決して安い買い物ではないから。